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マンガで分かる心療内科10巻 

マンガで分かる心療内科 10 (ヤングキングコミックス)マンガで分かる心療内科 10 (ヤングキングコミックス)
(2014/02/24)
ゆうき ゆう

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*笑顔、共感性

*ストーカーの対処法

*刺激と環境

*嘘と正直さ

*腹式呼吸

*稲垣早希特別編「死ぬわけじゃないし」

*薬と自己判断、リスク管理

*鬱と予言の自己成就

*意味への意思

*トラウマと未来




タイトルは勝手に私が付けましたが、いいこと書いてありますね。

特に刺激と環境の話。抜粋しますが

吉田兼好著「徒然草」第五十八段より


====引用ここから====

~前略、上記リンクにある説明~

そのように環境を整えることが何より大切だと兼好法師は伝えているのです。実際オーストラリアにあるエディス・コーワン大学の心理学者デビッド・ライダーは「人間の行動を変えるために一番いいのは刺激と環境をコントロールすることだ」と述べています。

ですので例えばお酒や過食をやめられないなら『そもそも買わない』ことが大切。手元に置いてあったらそれが刺激となりつい手を出したくなります。これはネットやゲームの依存でも同じです。『ケータイを手元に置かない』『LANを外しておく』などでも十分に効果はあるわけです。

助手:う、うーん…でもそういうのではなくもっと意志の力とかが大切なのでは…?

意志の力…?意志の力なんて刺激や環境に比べたらないも同然!!


重度の依存症の人もその依存対象を環境的に断ち切るために入院などの必要があるんです!意志の力で治るなら病院は要りません!

(『アルコールが止められなくて…』と相談する患者に『気合いだ!!』と力説する医者の挿絵)

そしてこれは仕事や勉強でも同じです!ダラケてしまう場合に『もっと集中しないと!意志の力でなんとかしないと!』と思っても無意味。それより誘惑の刺激を取り除き環境を整えることです。例えばカフェや電車で勉強や仕事をすること。徒然草の「出家」と同じでそこには誘惑にも限界があるでしょう。とにかく「意志の力」なんて曖昧な言葉で誤魔化さず刺激の少ない環境に変えることです。

これは何か達成したい目標がある場合でも同じです。効果的なのは目標を『大きな字』で書くこと。

看護婦:恥ずかしいから小さな字で書いちゃダメですか…?

確かに気持ちはわかります。ただやはり大きな字のほうが強い刺激として目に飛び込みます、その結果気持ちも奮い立つのです。また周囲の人にも目立つので追い込まれ環境的にも必死になるのです。もしそれすらも恥ずかしいというのならその恥ずかしさを上回るほど叶えたい夢ではないということです!であればそれがわかっただけムダな次巻を過ごさないで済んで良かったんじゃないでしょうか。


=====引用ここまで====

最後が多少辛辣ですが、概ね正しいと思います。

そうなんですよね。意思の力が強い人も確かに居るにはいるでしょうが、そういう人はそもそもこういうことで悩んだりしません。生来痩せの才能があったり食に対しての欲求が少ない人がダイエット本を読まないように、こういうことを意識すること自体、並外れた強靭な意志の力は持ち合わせていないということを自覚した上で、環境と刺激の整備をすることが重要。



予言の自己成就も恐ろしい。今多少ブームになってる引き寄せの法則と同じかつ真逆のベクトルのやつですね。

見てもしょうがない最強。

カテゴリ: 読書、漫画

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