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ゲームセンターCX THE MOVIE 1986 マイティボンジャック 

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ゲームセンターCX THE MOVIE 1986 マイティボンジャックを新宿バルト9で観てきました。

鑑賞日2月27日。今年劇場5本目。
結論から言えば大駄作。それも予想以上の大駄作。




2006年のマイティボンジャックの回をまず最初から流す。

途中で全く別のドラマパートが入る。舞台は1986年、中学生のダイスケがクラスの可愛い子ちゃんクミコにふとした切っ掛けからマイティボンジャックを貸すことに。しかし学年の不良に半ば無理やり貸すことになってしまい、それを何とかして取り返すことに…というあらすじ。

2006年の有野課長のマイティボンジャック回と、マイティボンジャックを何とか取り戻そうとするダイスケの(かなり小規模な)奮闘が交互に流れ、ダイスケが不良の巣窟からカセットを取り戻して逃げ込んだガレージから2006年にタイムスリップ。公開録画の際にコインを使った少年が実はダイスケでしたという実話を基にしたストーリー。





苦行苦痛、何度席を立とうと思ったか。信仰心が試される2時間でした。



なんだろ、ハナから60点狙いで15点だった感じ


こんな えいがに まじに なっちゃって どうするの


って言いたいのかも知れないがそれにしてもこれはちょっと論外すぎるわ。あらゆる点でセンス無さすぎ。


ドラマパートが基本懐かしネタとあるあるネタの羅列で終わってるんですよね。
山なしオチ無し意味なしな本当のやおい。


平凡な中学生のファミコンを通した平凡な異性とのふれあいと平凡な失恋。これも最初の最初から読める展開。
で、なんで倉庫からタイムスリップしたかをさておいても、それと課長の挑戦に全く関係ないんですよね。新録パートあるのに。結局意味が無い。つまり何をどう描きたかったのかがまるでわからないし、どうしたかったのかがわからない。

既に歴史の「改竄」はしちゃってるわけだからここで課長とダイスケが協力して、面をひとつでもクリアするとかそういうのでもあればよかったけどただ単に闖入して終わってる。

もしくはダイスケ失敗→逃亡→CX収録でも失敗→でも課長の挑戦成功まで立ち会って勇気をもらう→戻ったら挑戦直前だった→今度は成功 こういうのでもよかった。


とにかくお話として最悪


あと最後のカット。あれなぜ入れたんだかわからん。パンフレットによると課長発案のリアルサプライズだったらしいんだが、何がしたかったんだ。何やら意味ありげなことをしたかったんだろうが、メタフィクション舐めんな

懐かしネタもドンピシャ世代ならもう15点くらい上乗せされたかも知れないけど、僕はそれより結構下なんですよね。当時4歳でしたから。ディスクライターは非常に懐かしかったですが、あれも実際書き換えたわけじゃないし…。これに出てたのが任天堂に現存している最後の1台とは。






キャストについて

ダイスケ(吉井一肇)のモノローグがいちいち現代語でうざい。あと冴えない青春を送ってる中学生臭があんまりしなかった。どう見てもイケメンリア充臭しかしねーよという。あとヒロインのクミコ(平祐奈)がとにかく性に合わなかった。こっちは高嶺の花感は出てたけどゴメンナサイこの子とにかくダメでした、特に声が。

あとは概ね高評価。マコト(阿部考将)のbsik感とか(失礼)。一番巧かったのは加藤役の吉田翔かな。ああいたいたこんな奴感が一番出てた。

校長先生役に遠藤雅伸、体育教師役にゲームセンターCX栄光の初代AD兼この映画のプロデューサーでもある東島真一郎、ラスボス安倍先輩の父親に名越稔洋、担任役にGCCX1・2担当インディーズゼロの鈴井匡伸。これはいいサプライズ。

東島さん登場シーンがこの映画で一番笑ったとこかな。あと名越さんピッタリだし上手かったけど、ヤンキーなバイク屋ならなぜカメラマン阿部さんじゃなかったんだろう…?

パンフ見て知ったけどダイスケおじいちゃんに「借りパクってなあに?」と聞く女の子は東島さんの娘さんだったらしい。ナイス公私混同。



最初からお布施だと思ってわざわざファーストディじゃない日に行ったのである程度覚悟はしてました。

ただ、何度も言いますが映画としては予想を超えた酷さでした。



監督の蔵方政俊氏(検索)なになに今回が監督2作目で1作目が「RAILWAYS 愛を伝えられない大人たちへ」


納得





余談。

もうすぐGCCX3 3丁目の有野出ますが地雷臭が半端ないです。

鈴井さんがぐう有能だったって話にならないといいんですが。シアトリズムで忙しいんでしょうがこの人にやって欲しかったなー。



鈴井 指導しましたね。本当のファミコンのスペックと同じ仕様でしか作れないという縛りで絵を描いていました。
もっというと、模写してもらいましたね、いっぱい。
ファミコンとスーファミ時代の名作ゲームのドット絵を沢山模写で描いてもらって、
「ここのドットが違うよ」「このアニメが違うよ」「ここにこだわるとカッコ良くなるよ」というのを何週間かやってもらった上で、
実際のゲームのドットを描いてもらいました。
もちろん最終的には色数的にもスプライト能力的にもウソをついているところはありますが、
可能性としての正しい美化でやってます。




こんな拘り持ってるのこの人くらいだろうからなあ…だからファミコンリミックスあんなに面白かったのか。

シアトリズムも勢いで買っちゃうかも。

カテゴリ: ゲームセンターCX

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