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うみねこのなく頃に~伊集院光と浦沢直樹の対談を聞いて 

最近、EP5、6をプレイし直しています。
待ち遠しいのはEP7。しかし次回はおそらくベルンGMのネタバレ回。おそらく今が十全に推理を楽しむことができる最後の機会であろうかと思われます。

EP6をやり直した感想ですが、一言でいうと
「すごーい!なんでー!?」に尽きます。

今年の初めに、初めてプレイした時には不満というか憤りのほうが強かったです。
例の嘉音の密室脱出問題と、ヱリカの「そなたを含めても17人」問題を見ての感想ですが「なんだ結局言葉のレトリックかよ」というガッカリ感がまず先に立ち、ヱリカのTIPS「六軒島爆発事故」も「ノドカキムシールや東京と同じ突拍子も無い惨事なのか」と落ち込んだ記憶があります。

今はただただ純粋に、手品師の手品を見せられてる観客の気分です。タネについてどうのこうのいうのは・・・まあ言及してもいいんですが、あまりそれについて文句を言おうという心境にはなりませんね。

おそらく、ここまで読み進めたプレイヤーは大なり小なり私と似たような感情、どこか引っかかる違和感を持っているかと思われます。
そのヒントとなるのがこちらの放送かもしれません。伊集院光日曜日の秘密基地2008年3月16日  秘密基地vipルーム浦沢直樹先生回。20世紀少年が終わって間もない頃で、深夜の馬鹿力のほうで伊集院さんがそのラストに対してかなり辛辣な意見を述べた後ということでリスナーの期待が高かった回。

伊:瞬間最大のテンションが連載の途中に来ちゃうことってないんですか?その作品の中での最大のテンション、書いてて「うわ、今面白いの書けてる」みたいな「来てる乗ってる」が
浦:そりゃそうでしょう。それはだって、真ん中辺りが最高潮でしょう。
伊:来るでしょ?その後どうすんです?
浦:ん・・・責任を取る(一同苦笑)

伊:続けて欲しい人と自分の中の兼ね合いってどう交渉していくんですか。
浦:うーん、例えば謎を振りまいてる時って一番面白かったりするじゃないですか。きっと横溝(正史)先生の小説って最後に金田一が物凄い短い時間に『こうなってこうなってこうなってこうやってんでアンタが犯人だぁ!』ってやるじゃない。あれ・・・もういいんだよ、短くて。一番面白いのは『なんでなんでなんで?ねぇなんでなんで?嘘嘘嘘なんでなんで?』っていうのがなが~くて、んでその謎解きは短くていいんだと思う、本当は。きっと見る人もミステリーな時間が長ければ長いほどいいんだろうな、と思う。

伊:でもミステリーな時間が長いと負債を終えられない。20世紀少年終わったときに俺の中ではこう「これでいいの?」って思った、正直な話。
浦:「イラッとした」って言ってたもんね(一同笑)
伊:「ええっ!これぇっ!?」って思ったんだけど、でもその夜のテンションでその日リアルタイムで思ったことと後で考えたことの差ってすごいあって、僕が好きな野球漫画に「ストッパー毒島」っていうのにもずっと、着ぐるみを着てるコーチが出てくる。それの正体はすごく気になるように作られてるんだけど、最終回そこからは綺麗に逃げるの。美しく逃げるの。今までずっと誰なんだろうと思ってたら一番の候補者だったやつは死んでることが判ったりとかするんだけど、最終回で胴上げしてるときに首がポロッて取れて顔を見せないまま「長い間ご愛顧ありがとうございました」って終わっていくのね。それはスカし落ちとしては定番の型なんだけど、それは先にいろいろな事をやるじゃない。やるとそれも封じられていくじゃないですか。そんな中で今仰った「責任を取る」っていう形の締め方にはなってるんですよね。

伊:だって、責任を取らないやり方なんていくらでもありますもんね。「みんなの心の中にいるんです」って描いて終わったりとか。
浦:「いつかまた会いましょう」なんてね(笑)
伊:「ともだち」が何かに乗って去りながら「いつか戻ってくるぞ~!」って言えばいいんだもんね。そうするとその責任論とか、逆にいうとみんながこうなんじゃないかなああなんじゃないかなっていう時が実は一番みんなも楽しかったろって言うのが本当に目からウロコだし、そうだと思う。
浦:楽しかったねぇ(笑)
伊:そうなんだよね、そこってすごく本音だし、みんな自分の中にいっぱいあったろうっていう辻褄。

伊:だって「がっかりする」ってことは、お前「がっかり」って言葉に責任持てよって思うのはそれ以上のやつがお前の頭の中に想定されてないとがっかりはないっていうことじゃないですか。
浦:それでもう十分じゃない、って気もする
伊:僕も後から考えてくと、じゃあそのがっかりに合ったやつはこれで、その通りを提示されてもおそらく「読めたよ」って言うんだろ俺、って思うの。だからそう考えていくと、あの作品が楽しかった以外の何者でもないっていうことにはちゃんと気づいてるし、ああそういうことなんだって思ってる。でもあともう1個は、得体の知れないこう、自分の中の予想にも一切無くその全部を超えた何かみたいなものを見たいのも見たいんですよね。
浦:そうですよね、そうなんですよねー
伊:それと戦うことはすごいことでしょ。

浦:わかります。もしかしたらとんでもない空前絶後の終わり方みたいなのも色々想定するじゃないですか。でも、どこが空前絶後なんだっていうのがわからなくなるじゃない。
伊:しかも、それを新人がやるならいくらでもやれるんだけど、今まで色々なことをやったり見たりのある意味「大人」がやるのが相当難しいですよね。

他にも色々とヒントになりそうなことがたくさんあるので、よかったら是非聞いて欲しいと思います。Youtubeにもありますし、ニコニコにも今現在はあります。
おそらく次回、相当なところまで明らかになるとは思います。ただ、核心部分は実は最後まで語られないまま終わるような気もしています。EP5の夏妃と金蔵がそうですが、あれが野暮の極みであるのは読者もわかりましたし。


以下雑記。
17人ネタですが、今一番私の中で濃厚なのは嘉音=真戦人 戦人=真嘉音説。次いでヱリカ到着前に死亡説、最後に紗音=嘉音説。
エリカ死亡説が他の説と組み合わさったりするかもしれませんが基本はこんなものかと。
最初に出した嘉音=真戦人 戦人=真嘉音説で、嘉音=真戦人がずっと前に亡くなったと考えるとEP2の不自然な赤字「嘉音はこの部屋で死んだ」や、EP4の「私はだあれ」とも符号しそうな気がするので今のところ一押しです。

あともうひとつ。上手く言えないんですがどこまで本当に起こった話なのか、ということ。
どのエピソードが真で、どのエピソードが偽なのか。もしくは全部平行世界で真なのか。以前の私は頭が硬かったのか「EP3のみ真実で後は偽書」説をメタで強烈に嫌っていましたので。それは読み手に失礼じゃないのかという思いがあったのですが、今はその感情は割と薄れましたね。


とりあえず今回はこんなところで。


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