ダンガンロンパV3
1月19日正午ごろ、ダンガンロンパV3クリアしました。
まだ色々咀嚼してる最中ではあるんですが、私の中でまず言いたいこととしてはゲームとして非常に面白かったです。
言わずと知れたことではあるんですがダンガンロンパと言えば
クローズドサークルの中での(非)日常→殺人事件発生→捜査パート→学級裁判
という流れですが、今回は謎解きが全て面白かった。タネも良かったんですが、それ以上に異様に気持ちよく推理させてくれる。
ゲームの肝はやはり「自分がやってる感、なりきり感」だと思うのですが、推理をする上でのお膳立てが巧い。
お陰で学級裁判でほぼ言い淀むことなく次はこうして、これは違う、これに同意、何を言えばいいのかが問題を出された瞬間に探偵パートで得た情報と2つのピースがピッタリはまるように明確になる。
最初から全てがまるっとお見通しになるわけでもなく、全く見当がつかないわけでもなく、出された問いに対してその場で考えて答えを出したような気にさせてくれるこの爽快感。それに問題が出るまではピースが合うようで判ってないので直前まで犯人がわからないというこの手探り感。そして直前になって「え…?もしかして」という気づいちゃった感。実際は至れり尽くせりなのに無双感が味わえるというこの点は無印や2と比べても段違いに気持ちいいと思っています。
キャラクターも皆憎めない良い奴ばかりで(約1名除くw)、キャラも濃く(約1名除くw)、造形としては大成功ではないでしょうか。
例の最後の問題ですが、基本私はあの黒幕氏の言葉信用してないんですよね。
同様のネタを使った作品にトラウマがあって(かまいたち2とうみねこ)、それが惹起されてしまい一瞬拒否反応を示しそうになりましたが、よく考えてみれば怪奇光線で上書きできる超科学があるんだったら映像の捏造くらい何でもないわけです。
マンガで分かる心療内科の中にこんな話があります。
第3回:劣等感はあっていい
第57回:泣くほどイジメが悪化する理由
この理論に従って言うと、仮に拐ってきたにせよ「拐ってきた」と正直に言っては見世物としては成立しません。
「こいつらは志願してきたんだから悲惨な目にあって当たり前、記憶を塗り替えられて滑稽な芝居をしていても自業自得」とならなければ良心の呵責なく楽しむことはできません。
というわけで、あくまで私の中ではですが志願してきた説はハッキリと否定したいと思います。同時に、才能がなかったというのも否定したいですね。
見世物だったというのは(それすら嘘というのも可能性としてはある)多分本当だと思います。
そうでないとルールに拘泥する意味がわかりませんし、人を蹴落とす人間模様が楽しいのは英BBCのWeakest Linkなんかでも証明済みですし。
記憶が上書きされて戻らないっていうのも私の中ではあまり信憑性が無いんですよね。
会社組織なのが本当だとして、あそこまで簡単に作れるならどこかでスペアの装置が無いわけないですし、だとすると事故った時のリカバーの手段を用意してないわけがないわけで。
で、私のこういう考え方だとあの3人が生き残ったのも納得です。
あそこで全滅させちゃうとそこで観測者不在となって世界が確定してしまいますから。
これからあの3人が何を見て何を考えるか、それが世界の真実だということなんでしょう。最後の最後の一枚絵がまた解釈に幅を持たせるようなやつで、あらゆる解釈ができますし読後感も遥かにそのほうがいい。
私は納得のいく結末でした。いいゲームをやったなという満足感でいっぱいです。
まだ言い足りてないこともありますが、とりあえず〆ます。
ああ、最後に二言。
ひとつ、隠れモノクマはほぼ完全無視だったし、裏は一度だけ行った程度なのでプラチナ目当てで周回しようと思ったけど、カジノの3ゲームがどれも難しい。鮭の掴み取りは法則性覚えれば多分できるけどアウトローランとモノリスはどちらも多分完璧を要求してるので頭抱える。この3つクリアしたら周回始めようと思ってるけど出来る気がしないので、紅鮭団と才能育成計画とダンジョンやって終了の可能性も大いにある。
もうひとつ。このゲームのヒロインは楓でもハルマキでもなく百田くんだと思う。
まだ色々咀嚼してる最中ではあるんですが、私の中でまず言いたいこととしてはゲームとして非常に面白かったです。
言わずと知れたことではあるんですがダンガンロンパと言えば
クローズドサークルの中での(非)日常→殺人事件発生→捜査パート→学級裁判
という流れですが、今回は謎解きが全て面白かった。タネも良かったんですが、それ以上に異様に気持ちよく推理させてくれる。
ゲームの肝はやはり「自分がやってる感、なりきり感」だと思うのですが、推理をする上でのお膳立てが巧い。
お陰で学級裁判でほぼ言い淀むことなく次はこうして、これは違う、これに同意、何を言えばいいのかが問題を出された瞬間に探偵パートで得た情報と2つのピースがピッタリはまるように明確になる。
最初から全てがまるっとお見通しになるわけでもなく、全く見当がつかないわけでもなく、出された問いに対してその場で考えて答えを出したような気にさせてくれるこの爽快感。それに問題が出るまではピースが合うようで判ってないので直前まで犯人がわからないというこの手探り感。そして直前になって「え…?もしかして」という気づいちゃった感。実際は至れり尽くせりなのに無双感が味わえるというこの点は無印や2と比べても段違いに気持ちいいと思っています。
キャラクターも皆憎めない良い奴ばかりで(約1名除くw)、キャラも濃く(約1名除くw)、造形としては大成功ではないでしょうか。
例の最後の問題ですが、基本私はあの黒幕氏の言葉信用してないんですよね。
同様のネタを使った作品にトラウマがあって(かまいたち2とうみねこ)、それが惹起されてしまい一瞬拒否反応を示しそうになりましたが、よく考えてみれば怪奇光線で上書きできる超科学があるんだったら映像の捏造くらい何でもないわけです。
マンガで分かる心療内科の中にこんな話があります。
第3回:劣等感はあっていい
第57回:泣くほどイジメが悪化する理由
この理論に従って言うと、仮に拐ってきたにせよ「拐ってきた」と正直に言っては見世物としては成立しません。
「こいつらは志願してきたんだから悲惨な目にあって当たり前、記憶を塗り替えられて滑稽な芝居をしていても自業自得」とならなければ良心の呵責なく楽しむことはできません。
というわけで、あくまで私の中ではですが志願してきた説はハッキリと否定したいと思います。同時に、才能がなかったというのも否定したいですね。
見世物だったというのは(それすら嘘というのも可能性としてはある)多分本当だと思います。
そうでないとルールに拘泥する意味がわかりませんし、人を蹴落とす人間模様が楽しいのは英BBCのWeakest Linkなんかでも証明済みですし。
記憶が上書きされて戻らないっていうのも私の中ではあまり信憑性が無いんですよね。
会社組織なのが本当だとして、あそこまで簡単に作れるならどこかでスペアの装置が無いわけないですし、だとすると事故った時のリカバーの手段を用意してないわけがないわけで。
で、私のこういう考え方だとあの3人が生き残ったのも納得です。
あそこで全滅させちゃうとそこで観測者不在となって世界が確定してしまいますから。
これからあの3人が何を見て何を考えるか、それが世界の真実だということなんでしょう。最後の最後の一枚絵がまた解釈に幅を持たせるようなやつで、あらゆる解釈ができますし読後感も遥かにそのほうがいい。
私は納得のいく結末でした。いいゲームをやったなという満足感でいっぱいです。
まだ言い足りてないこともありますが、とりあえず〆ます。
ああ、最後に二言。
ひとつ、隠れモノクマはほぼ完全無視だったし、裏は一度だけ行った程度なのでプラチナ目当てで周回しようと思ったけど、カジノの3ゲームがどれも難しい。鮭の掴み取りは法則性覚えれば多分できるけどアウトローランとモノリスはどちらも多分完璧を要求してるので頭抱える。この3つクリアしたら周回始めようと思ってるけど出来る気がしないので、紅鮭団と才能育成計画とダンジョンやって終了の可能性も大いにある。
もうひとつ。このゲームのヒロインは楓でもハルマキでもなく百田くんだと思う。
カテゴリ: ゲーム総合
2017/01/22 Sun. 13:44 [edit]
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