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ザ・ボイス141217長谷川幸洋さん回 



今回の衆院解散の一連の動きを見事的中させた長谷川幸洋さんの解説。冒頭とザ・フォーカスから
増税派がとりわけ自民党内に多かった。


先送りと言っただけでは政局になってしまう「増税派なぎ倒し解散


「大義なき解散」と言っていたマスコミが今になって「増税派を黙らせるための解散だった」と言っているが、大義がわからなかったのは新聞記者の皆さんだったんじゃないんですか?と言いたい


財務省というのは良かれ悪しかれ政治を動かしてきた。その人達の主張する増税論を黙らせるためには総理の大権である解散権を使うほかなかった。


10/22に菅官房長官が訪米中の記者会見で「国会が開かれてる最中に判断しますよ」ということは大混乱になる、即ちこの国会は捨てた、法案なんか通らなくてもいいということという私の見立て

逆に総理が口で増税先送りを言うと何が起きるかというと与党内増税派が8割以上、民主党ももちろん増税、マスコミもそうなので
総理が追い詰められて先送り断念ということになった。そうなると総理の求心力は下がって、増税して景気が悪化するので崖から転落状態、内閣支持率も下がって最終的に政権は崩壊

じゃあその後誰が来るかというと恐らく谷垣さんか麻生さん。財務省からするとどちらでも良い。どちらも財務省に優しい人なのでこれがベストシナリオ。


批判派の中には、附則第18条景気条項があるので解散なんかしなくていいんだという言い方をする人が条文をお読みになってない人の中にいるんだけどあそこに書いてあるのは「停止を含め所要の措置を講ずる」これは官僚用語で新しい法律を作るということ。
増税自体はもう法律で決まっているので止まらない。本当に先送りするには所要の措置を講ずる、つまり新しい法案を可決成立させなければいけない。


先ほど言ったように与党内8割とマスコミが増税賛成なので法案が否決されてしまう。総理が大勝負に出て法案を提出するとどうなるかというとスッタモンダの大騒ぎになってしまう。そこの時点での解散という手もあるんだけど、そうなるとマスコミが破れかぶれの追い込まれ解散だと書くに決まってる

それよりはもう少しエレガントにやろうとしたら、解散前に与党内は増税反対になり民主党までが先送り賛成になった。菅官房長官が会見で言ってたけど「びっくりした」と。


野党は最後まで増税先送り反対を言えば面白かった。主張がものすごく鮮明になった。増税先送り反対を主張してたマスコミもそこに乗っかってそうなれば自民党内の先送り反対派は造反したかもしれない。そうなると郵政解散を彷彿とさせるような刺客候補だって立てることもありえたがそこに来る前に皆腰砕けになった。


だから総理からしたら戦う前に完勝だった
残るテーマは何かといえば「あ、じゃあアベノミクス問いましょうか?」ということになったというのが事の真相なのではないか。



今回の選挙の意義は与党・野党のほかに第三のプレーヤーである財務省とそれに連なる霞ヶ関がいることが明確になったこと。

財務省はこれからどうするかというと面従腹背で従っていくしか無い。この政権は少なくとも2018年までは続くので、それまでずっと抵抗してたら自分たちの首が危ない。来年7月にはまた役人人事がありますので。

言葉を変えるとはじめて中身のある政治主導政権ができた

選挙の洗礼を経てない人たちが国を差配することが良くない結果を生んでいたので一度は通らなければならない道だった。

カテゴリ: 政治関連

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